長門湯本NEWS:大寧護国禅寺 御開山 石屋真梁禅師600回大遠忌法要が開催されました

2023年5月10日・11日の2日間、長門湯本温泉とも深い関わりを持つ曹洞宗の名刹大寧寺(たいねいじ)にて、「御開山 石屋真梁禅師600回大遠忌法要」が開催されました。
大寧寺が開山した際の初代住職であった石屋真梁禅師は、応永30年(1423年)に79歳にてその生涯を閉じられました。今年は、その没後600年を迎え、大寧寺にて盛大な大遠忌法要が執り行われることとなりました。
5月10日「稚児行列」
午後4時、長門湯本温泉の老舗旅館 玉仙閣から大寧寺に向けて、地元の子ども達約30人が行列となって出発しました。
煌びやかな稚児装束を身にまとい、額には位星と呼ばれる黒丸を施されたお稚児さん達。家族に手を引かれながら、ゆっくりと大寧寺への旧参道を進む姿を、道沿いのお地蔵様も優しく見守っていました。
無事本堂に到着し、お坊様からお清めを受けたお稚児さん達は、大役を終えてホッと一息。親御さんとの記念撮影では笑顔を浮かべていました。
5月11日「正当行事」
午前9時、本堂には檀家、信徒、来賓のみなさん約120名が集まり、いよいよ正当行事が執り行われました。
最初に行われたのは、「壱岐歎佛(いきたんぶつ)」。これは長崎県壱岐市のご寺院方による、厳かな宗教音楽に合わせ10名以上の僧侶が堂内を練り歩きながら祈りを捧げる、全国でも非常に珍しい法要です。
続いて、行われたのは「大法要」。曹洞宗の法供養の中では最も重要な儀式で、焼香導師は、御開山さまとの法縁につながる、群馬県みなかみ町の泰寧寺住職 山岸弘文老師がお勤めになりました。
まさに600年の歴史を感じさせる荘厳な雰囲気で開催された今回の大遠忌法要。本堂にお集まりになった皆さんは、深々と首を垂れて、過去への感謝と未来へ繋げる想いを一層強くされる大切な行事となりました。