長門湯本NEWS:住吉明神社 春祭と子ども神輿が開催されました♨︎
住吉明神社 春祭と子ども神輿が開催されました

4月22日(土)、今年も長門湯本温泉街にて「住吉明神社 春祭」と地元の子どもたちによる「子ども神輿」が開催されました。
こちらの神事は、今からおよそ600年前に大寧寺の定庵禅師が住吉大明神から授けられたという温泉の恩恵に、地域の皆様で感謝の祈りを捧げる大切な儀式で、毎年春と秋の二回行われています。
早朝8時、青空色の半被に袖を通したの地元の子どもたちが、元気に住吉神社に集合しました。境内に並ぶのは、煌びやかに装飾された門前・湯本・三ノ瀬地区の三つの神輿。小学1年生から6年生までの皆さんが、保護者に寄り添われながら、それぞれの地区を練り歩きます。
小さな1年生は笛や太鼓を、大きな6年生はしっかりとお神輿を担いで、「わっしょいわっしょい」と賑やかに温泉街を回る子どもたち。地元の旅館やカフェや商店では、お賽銭を用意してあたたかくお神輿をお迎えします。
午前11時、住吉神社には自治会の皆さんや旅館関係者、行政の方々が集合し、温泉街の発展と皆様の安全を祈願した神事が執り行われました。静かな境内に厳かに響く大寧寺岩田啓靖ご住職の読経の声。集まった方々は頭を垂れて温泉の恵みに深い感謝を捧げました。
今年も、地域の大切な伝統行事「春祭」や「子ども神輿」を無事に終えて、長門湯本温泉は新緑のシーズンを迎えていきます。みなさま、本当にお疲れ様でした!