長門湯本NEWS:第2回うたあかりコンシェルジュ研修が開催
2022年12月6日長門市役所会議室にて、来年1月〜2月の「音信川うたあかり」に向けて「うたあかりコンシェルジュ研修」の第2回目が開催されました。
これは、来年で第5回目を迎える長門湯本温泉の大人気イベント「音信川うたあかり」の開催にあたり、観光コンシェルジュのみなさんを通じて、より多くの来場者に長門湯本の観光まちづくりの背景、イベントの趣旨や金子みすゞさんの詩篇の魅力について深く知ってもらうための取り組みです。
第2回目となる今回の講師は、うたあかりのクリエイティブ ディレクターであり、長門湯本温泉の夜間景観をデザインした照明デザイナーの長町志穂さん。大阪・御堂筋や鳥取・水木しげるロードなど、数多くの著名な夜間景観を手掛ける第一線の照明デザイナーとして知られています。
観光コンシェルジュの皆さんを前に、観光まちづくりで大きく変化した長門湯本のライトアップの特徴や、冬の閑散期対策として生まれたうたあかりのイベントコンセプトを丁寧に説明する長町さん。
2019年から地元による小さな取り組みとしてスタートした音信川うたあかり。現在では、多くの人たちの助けを得て、長門湯本温泉の冬の風物詩となりつつあることが、過去の写真と共に語られました。
参加した約20名の皆さんの机には、刷り上がったばかりのうたあかりのチラシや、関連企画として開催されるコンシェルジュガイドツアーの概要、作業ボランティアの呼びかけも配布され、このイベントが大きな広がりを持つことを感じさせます。
毎回大人気の「幻燈輪舞エリア」のムービングライトに使われる小さなゴボ(照明に絵柄をつける板)も特別にお披露目。直径わずか数センチの板に書かれた繊細な絵柄が、数メートルの大きな影絵となって長門湯本の夜を照らします。
「長門湯本温泉には、新しくできた場所がたくさんある。その真っ新な場所に、皆さん一人一人の素敵な思い出を重ねていくことが、まちの魅力を作っていきます。」そう語る長町さんの想いも加わって、音信川うたあかりの準備は着々と進んでいきます。長町さん、そして参加して下さったコンシェルジュの皆さん、本当にお疲れ様でした!
※音信川うたあかり2023は「1月19日〜2月19日」に開催予定となっています。