令和7年度 長門湯本温泉景観インフラ年次点検を実施しました
今年も公民連携で、長門湯本温泉の景観インフラ点検を実施

2025年9月16日(火)、長門湯本温泉にて、毎年恒例となった「景観インフラの年次点検」が行われました。道路や河川、植栽など、温泉街の魅力を形づくる公共空間を対象に、長門市役所と温泉街で活動する各団体が協力して点検を行い、今後のメンテナンスや改善点を共有する取り組みで、今年で4回目となります。

今年も、長門市からは江原市長をはじめ観光政策課や都市建設課の担当者に加え、景観の専門家として長門湯本温泉みらい振興評価委員会の田中智之委員が参加。温泉街からは、長門湯本温泉景観協定運営委員会の赤川会長、湯本まちづくり協議会の伊藤会長、長門湯本オソト活用協議会の白石会長、湯本地区の河本自治会長、長門湯本温泉まち株式会社の木村エリアマネージャーら、日頃から景観維持に尽力する各団体の関係者が加わりました。

当日は夏空が戻ったような強い日差しの下、参加者は図面を片手に恩湯広場から竹林の階段、ゆずきち坂、紅葉の階段、音信川沿いの遊歩道、大寧寺旧参道までを巡回。竹林の育成具合やサインの劣化、河川敷や桜並木の状況などを細かく点検し、現地で意見交換を行いました。

大規模なリニューアルから約5年が経ち、順調に成長している樹木や施設がある一方で、改めてケアが必要な箇所も確認されました。こうした点検結果は、今後のまちづくりや景観維持に活かされ、より魅力的な温泉街づくりへとつながっていきます。汗だくになりながら参加いただいた行政・地域の皆さん、本当にお疲れさまでした!