長門湯本NEWS:「ようこそ台湾・北投 in 長門湯本」 展示レポート
「まちの番台」と「恩湯」にて台湾の北投温泉の交流企画展を開催しています!

いつもの白っぽい「まちの番台」が、なんだかカラフル。
遠くから見ても、おや何かやってる!とわかるほどいつもと雰囲気の違う「まちの番台」。
現在「まちの番台」では台湾の人気温泉地「北投(べいとう)温泉」の交流企画展を開催しています。
カラフル、ポップな様相に惹かれて入ってみると、思わず「かわいい!!」と声が出てしまう展示品の数々が並んでいます。
でもかわいいだけでなく、ノスタルジックで庶民的で、なんだかホッと落ち着きます。
台湾だから異国の様相かと思いきや、どこか昭和の日本の様子も感じられるなと思っていたら、元々北投温泉は日本の統治時代に整備が進み、今も日本式の建築や文化が残っているとのこと。なるほど!(北投温泉の歴史をまとめたアニメーションも流れていて、とてもわかりやすい)
実際に匂いを嗅いでみられる石鹸や漢方の展示もあって、嗅いでみたら独特の香りが。この体に良さそうな香り、結構好きかも。
「台湾語映画のハリウッド」とも呼ばれるほど多くの映画撮影が行われた北投温泉の美しい景観を映し出した写真もたくさん展示してあり、香りを嗅ぎながら壁の写真を見ていると、実際に北投温泉に行ったかのような気分になってきます。
懐かしくも優美な北投温泉を垣間見れて、これはぜひ北投温泉に行ってみたい!と思ってしまう、とても楽しい展示になっています。
ぜひ長門湯本温泉の中心「まちの番台」と「恩湯」で、北投温泉を体験してみてください。
文:土田由里