長門湯本REPORT:住吉明神社 春祭りが執り行われました
「住吉明神社 春祭り」が執り行われました
2024年4月22日(月)、今年も長門湯本温泉の住吉明神社にて、温泉に感謝を捧げる春祭りの神事が執り行われました。
これは、今からおよそ600年前に大寧寺の定庵禅師が住吉大明神から授けられたという温泉の恩恵に、地域のみなさんで感謝の祈りを捧げる大切な儀式で、毎年春と秋の二回行われています。
あいにくの霧雨模様となった朝の温泉街。恩湯前の千代橋には恒例の大きなのぼり旗がたなびきます。長門湯本に温泉を授けたとされる住吉大明神を祀る社は、その伝説の泉源を持つ恩湯を見守る丘の上にあります。
午前11時、神事には湯本区自治会の河本会長をはじめ、湯本温泉旅館協同組合の大谷理事長や恩湯を運営する長門湯守の伊藤共同代表、江原達也長門市長などが出席し、秋季恒例祭の神事が始まりました。
静かな境内に大寧寺岩田啓靖ご住職の読経の声が厳かに響き、集まった事業者や地元の方々が頭を垂れて温泉の恵みに深い感謝を捧げます。
神事の締め括りには、岩田ご住職からありがたい励ましのお言葉もあり、これからの観光シーズンに向けて、事業者、地域住民、行政関係者が力を合わせて、長門湯本温泉のまちづくりが進んでいきます。