長門湯本REPORT:向陽小学校×湯道×長門湯本温泉「こども湯道教室 ①大寧寺編」が開催されました
6月3日(水)、長門湯本温泉から程近い大寧寺にて、向陽小学校3・4年生の児童13名とともに「こども湯道教室」が開催されました。
「こども湯道教室」は、地域の未来を担う子どもたちに、日本が誇る入浴文化の素晴らしさや、600年の歴史を持つ長門湯本温泉の大切さを理解してもらうことを目的に、向陽小学校・長門湯本温泉・そして「湯道」を推進する一般社団法人 湯道文化振興会が協力して実施している学びの場です。
2023年11月、恩湯が第二回湯道文化賞を受賞したことをきっかけに始まり、今回で4回目の開催となります。
① 本堂で学ぶ、大寧寺の歴史と開湯伝説
最初の学びの場は、荘厳な佇まいの本堂です。大寧寺の執事である赤川さんより、寺の創建から現代に至るまでの歩み、そして長門湯本温泉の誕生にまつわる「開湯伝説」の説明がありました。本堂に飾ってある当時の大寧寺の絵を見て、子どもたちは「当時はこんなに大きく、立派だったんだ」と驚きに包まれていました。
② 歴史を映す「ふすま絵」に息をのむ
続いて案内されたのは、大内義隆の最期と仏道の情景、そして住吉大明神が温泉を授け龍となる姿が描かれたふすま絵の前。
繊細な筆致で描かれた龍と神の姿に、子どもたちは思わず「すごい……」と声を漏らしていました。
③ 53代の住職が眠るお堂へ
次に向かったのは、大寧寺開山以来53代の住職が眠るお堂。このお部屋は一般には公開されていないため、全員初めての入室となりました。
厳かな空気の中で、「こんなにたくさんの人がいたんだ」と、子どもたちは代々の歴史の深さに静かに思いを馳せていました。
④大寧寺の変に思いを馳せて——お墓参りと線香
境内を歩き、次に訪れたのは大内義隆公、その息子、家臣たちが眠るお墓です。
子どもたちは一人ひとり丁寧にお線香をあげ、これからも見守り続けてくださるよう、みんなでお願いさせていただきました。
⑥「そなたは何者じゃ?」——住吉大明神の「座禅岩」
境内には、住吉大明神が坐禅を組んで修行をしたという「座禅岩」が残されています。
子どもたちが代わる代わるその石に腰を下ろすと、「そなたは何者じゃ」と問いかけが。
すると座禅岩に座っている住吉大明神役の子どもが「住吉大明神である!」と答えるという掛け合いが起こり、境内に笑い声が響き渡りました。
歴史の重みと子どもたちの笑顔が混ざり合う、このこども湯道教室ならではの名シーンとなりました。
⑦ 鯉に餌やりで、楽しく締めくくり
充実した学びの時間の締めくくりは、大寧寺の池に泳ぐ鯉への餌やり。
子どもたちが餌を差し出すと、色とりどりの鯉がすいすいと集まってきて、あちこちから歓声と笑い声が上がりました。
授業の最後、案内を担当してくださった赤川さんへ、子どもたちから感謝の言葉が贈られました。
「大寧寺の歴史がわかった」「大寧寺には53人も住職がいたことに驚いた」——など、まっすぐな感想が次々と子供から出てきて、
こども湯道教室①大寧寺編は新しい学びいっぱいに幕を閉じました。
参加された皆さん、本当にお疲れさまでした!
※次回は「こども湯道教室 ②実践編」へと続きます。どうぞお楽しみに♨︎

































































































