長門湯本REPORT:朝ゆ市レポート。音信川沿いの第二日曜日
朝9時、音信川のせせらぎに、土鍋ごはんの湯気と笑い声が混ざりあいました。
4月12日、日曜日。「朝ゆ市(あさゆいち)」の記念すべき第1回目です。
「朝ゆ市」は、毎月第2日曜日の朝9時から開く、温泉街の新しい朝の風景です。「旅館をチェックアウトした後のひとときや、休日の清々しい朝に。いつもより少し早くお店を開けて、皆さまをお待ちする」——そんな思いから始まりました。参加したのは蒲田商店、cafe&pottery音、365+1 BEER、まちの番台、SOIL Nagatoyumotoの五つのお店。普段は別々の時間に開く店々が、日曜の朝に一斉に暖簾をくぐらせ、いつもより少し賑やかな温泉街の朝が始まりました。
蒲田商店は、長谷園のかまどさんで炊く土鍋ごはん。9時に着火、9時40分ごろの炊きあがりを待つ時間も「朝ゆ市」の楽しみ方です。cafe&pottery音は「いちごモーニング」、苺とマスカルポーネのパニーノに苺ミルクを添えて。365+1 BEERは朝ビールに合う「しょっぱいモーニング」、ローズマリーをのせた中華風フォカッチャ。まちの番台は日置の発酵グラノーラ6種と日置グラバー3種、それに山口県酪の瓶牛乳。SOIL Nagatoyumotoは、ミノルファームの紅にんじんや黒にんじん、ロメインレタス、ホワイトアスパラガス、そして櫻谷農園のいちごを店頭に並べました。
蒲田商店の店先では、かまどさんの蓋を開ける瞬間に歓声が上がりました。立ち上がる真っ白な湯気に、自然と笑顔がこぼれる人たち。紙皿に盛られた炊き立ての一口を、立ったまま、音信川沿いで頬張る気持ちの良い朝です。お客さん同士で自然と会話が生まれ、店主たちの声も弾みました。
毎月第2日曜日、ちょっと早起きしておもてなし。月が重なるごとに、この朝の景色はもっと豊かに育っていきそうです。土鍋の湯気、フォカッチャの香り、笑顔で箸を持つ手——また来月、音信川沿いでお会いしましょう。

































































































