長門湯本NEWS:向陽小学校のみんなが温泉街を探検

5月8日(木)、長門湯本温泉最寄りの向陽小学校のみんなが、今年も温泉街でウォークラリーを開催してくれました。
空は快晴。絶好のウォークラリー日和です。
最近移住してきた私がこの温泉街に住んで驚いたことは、子どもたちがよく挨拶をしてくれること。とても明るく大きな声で挨拶をしてくれるので、いつも元気を分けてもらえます。
今朝もバスから降りてきた子供たちが、まだ遠くにいる時から大きな声で挨拶をしてくれました。
向陽小学校の全校生徒は36人。
少人数の小さな学校ですが小さな学校だからこそ、男女・学年関係なく仲よく過ごしています。
今日は高学年のお兄さん、お姉さんがお手本となり、先生たちとともに小さな学年の子たちを見守りながら町の中を引率していました。
ウォークラリーで訪ねたお店では、まず一人ずつハキハキと自己紹介。
高学年のお兄さん、お姉さんがお手本を見せて、下の学年がそれに続きます。
お店の方の名前を聞くことも大事なミッション。お店についての質問もして、町についてより深く学んでいきます。
温泉街のシンボル「恩湯(おんとう)」に寄ったり、「サンロクロクビール」の工房を見せてもらったり、新しくオープンした「まちの番台」では、昔の恩湯の写真集にみんな興味深々。7~8箇所を1時間半ほど巡り、最後はみんな「お腹すいた〜」と言いながら、笑顔でバスへ戻っていきました。
子供たちが町を知り、人を知り、大人たちが町の子供たちを知る。
みんなで子供たちを見守り、町で子供たちを育てていく。
学校の先生たちが積極的に町と連携をしてくれることで、今日も子供たちが元気に挨拶をしてくれる日常が生まれます。
「長門湯本は今日もいい町だな〜」と改めて思えた、素敵な1日となりました。
向陽小学校の皆さん、先生方、本当にありがとうございました。
土田由里