長門湯本REPORT:ホタルの川を満喫!ホタルRIDEが開催されました!
6月9日(金)10日(土)の2日間、長門湯本温泉のレンタサイクルYUMOが主催するナイトサイクリングイベント「ホタルRIDE」が開催されました。
長門湯本温泉とその周辺は、全国で10カ所しかない貴重な”ホタルの天然記念物指定地”のうちのひとつ。その自然豊かな川沿いでは、初夏になると幻想的なゲンジボタルの乱舞が観賞できます。「ホタルRIDE」では地元ガイドが同行し、数あるホタルの観賞スポットの中でも特にオススメのゲンジボタルの名所へサイクリングを行いました。
午後8時、温泉街のシンボル「恩湯(おんとう)」前には、ネットで事前予約した5名の参加者の皆さんが集合。夜間に山道を走ることから、ライトやヘルメット、バイクの操作方法などYUMOのスタッフがいつもにも増して丁寧に説明やサポートを行います。
全員が安心して走行できるように、先頭と最後尾には2人のガイドが付き添いながら出発した一行。温泉街を抜け、スピードを抑えつつ山道を走ること約15分、目的の観賞スポットへ到着しました。
静寂の森の中、自転車のライトを消したみなさんの目に映ったのは、まるで天の河のように降り注ぐ幾百の蛍の乱舞。山の木々に、川のほとりに、ゆっくりと輝く自然界のイルミネーションに、参加した方々は思わず歓声をあげていました。
ゆったりと優雅に飛び回るホタルの明滅は、パートナーへの求愛として知られています。その小さくやさしい光の群れは、なんともロマンチックで、みなさんは時を忘れて魅入られていました。
約30分ほどの鑑賞を終えて、無事に温泉街に戻られたみなさん。関西から長門湯本温泉の旅館にお泊りの参加者からは、「こんなにたくさんのホタルを鑑賞できたのは初めて!」と、うれしい感想もいただきました。
YUMOでは、今後も地域色豊かなサイクリングイベントを催行予定とのこと。
次回はどのような企画が飛び出すか、今からとても楽しみです!