令和8年度 長門湯本温泉景観インフラ年次点検を実施しました
2026年9月24日(木)、長門湯本温泉で「景観インフラの年次点検」が行われました。これは、道路や河川、植栽、トイレ、サインなど、温泉街の風景をつくる公共空間を、長門市と温泉街で活動する団体が一緒に歩いて確かめ、手入れが必要な箇所や今後の改善点を共有する取り組みです。2022年に始まり、今年で5回目になります。
長門市からは江原達也市長をはじめ、観光政策課と都市建設課のみなさんが参加。景観の専門家として、長門湯本温泉みらい振興評価委員会委員の田中智之さん(早稲田大学 理工学術院)も加わりました。温泉街からは、長門湯本温泉景観協定運営委員会会長の赤川孝昭さん、湯本温泉まちづくり協議会会長の伊藤就一さん、長門湯本オソト活用協議会会長の白石慎一さん、長門湯本温泉まち株式会社エリアマネージャーの木村隼斗さんが参加しました。
当日は雲の少ない秋晴れ。恩湯広場に集まった一行は、点検ルートの図面を手に、音信川の両岸から一ノ瀬、紅葉の階段、駐車場、竹林の階段とゆずきち坂、河川公園、大寧寺旧参道までを巡りました。道路や通路の傷み、サインの劣化、植栽の育ち具合、足湯の温度や排水、橋や飛び石、ベンチの塗装まで、見るところは多岐にわたります。
柳の揺れる川沿いでは木々の育成状態を確認し、橋を望む川辺では足元をのぞき込み、案内サインの前では表示の状態を確かめていきます。石畳にかがみ込んで目地を指さす人、竹林を見上げて話し込む人。手元の資料には、これまでの点検で出た指摘と、その後の対応がエリアごとに並んでいます。毎年同じ道を歩いていても、足を止める場所は少しずつ変わっていきます。
強い日差しに汗をぬぐいながら、約2時間。気になる場所があれば足を止めて意見を交わし、ひとつひとつをみんなで確かめていく、じっくりとした昼の点検になりました。さらに夕方の18時から19時30分にかけては、夜間照明の点検も行われました。
温泉街のリニューアルから約6年。年々育っていく竹や木々があり、手をかけ続けることで保たれている景色があります。今回共有した内容は、それぞれの担当で確かめたうえで、これからの手入れに生かしていきます。来年、同じ道を歩くとき、温泉街はどんな表情を見せてくれるでしょうか。参加いただいた行政・地域の皆さん、お疲れさまでした!