長門湯本温泉 公式観光サイト
2023年9月16日(土)、秋の長門湯本温泉を彩る萩焼深川窯の恒例行事「うつわの秋」がスタートしました。ここでは、初日に開催されたオープニングセレモニーや、各会場、川床喫茶の様子をお伝えいたします。
午前10時、 第一会場の「恩湯(おんとう)」では、来賓やメディア関係者をお招きしてのオープニングセレモニーが開催され、江原達也長門市長をはじめ多くの方々にご参加いただきました。
「うつわの秋」を主催する萩焼深川窯振興協議会の坂倉正紘さん(坂倉新兵衛窯)、長門湯本温泉街のエリアマネージャー木村隼斗さん(長門湯本温泉まち株式会社)が、各会場での展示や関連企画の詳細を説明したのち、全員で記念撮影を行いました。
その後は、来賓やメディア関係者は本日限定の川床喫茶へご案内され、音信川に浮かぶ川床にて田原崇雄さん(田原陶兵衛窯)坂倉正紘さんが点てたお抹茶をいただきました。川床喫茶は、午後の部にて一般のお客様にも提供され、多くの方が優雅なひと時を過ごされていました。
恩湯メイン会場となる恩湯は、2020年に地域の若手によって再建された長門湯本温泉の元湯。約600年前に住吉大明神様のお告げによって発見されたとされる泉源を持つ、温泉街のシンボルです。
広々としたガラス張りの空間には、深川萩五窯の坂倉新兵衛窯、坂倉善右衛門窯、新庄助右衛門窯、坂田泥華窯、田原陶兵衛窯の作品が、ゆったりと展示されています。
今年のテーマは「秋暁(しゅうぎょう)」。長かったコロナ禍がようやく終わりを迎え、明るい未来を感じさせる「明けのうつわ」が会場を飾っています。期間中は、深川萩の作家もたびたび在廊し、気軽に作品についての質問にも答えてくれるのも地元開催の魅力です。
長門湯本温泉の玄関口、人気のフォトスポットでもある竹林の階段横にある趣たっぷりの「おとずれ堂」。温泉街のリニューアルに合わせてオープンした人気のお土産店は、本格的な萩焼ギャラリーも併設しています。茶室でもある和空間に展示されているのは、茶陶やオブジェなどの作家性の強い作品群。一点一点に作家独自の技法やこだわりが感じられ、見応えも十分です。
「cafe&pottery音」は、2017年温泉街のリニューアルの先駆けとしてオープンしたカフェギャラリー。深川萩の坂倉正紘さん、田原崇雄さん、坂倉善右衛門さんの作品が常設されています。
今回の展示では、カップやお皿など、より日常に取り入れやすい作品が中心に並べられ、多くのかたが興味深そうに手に取られていました。
さらに、うつわの秋では作家とのギャラリートークや川床野点体験など、さまざまな関連企画も充実。
気持ちの良い秋空のもと、川沿いのそぞろ歩きを楽しみながら、地域に根ざした萩焼文化を体験する絶好の機会を、どうぞお見逃しなく。