本年から、時間は遅くなりましたが、
恒例、湯本温泉関係者一同による「住吉神社」の初参拝が滞りなく執り行われました。
住吉の神は、湯本にとって、この地に霊泉湧出の神です。
大寧寺定庵禅師の法恩に報いたことに由来するものとして住吉大明神を温泉近くに祀りました。
毎年祭礼を定め供養を続け今日に至り、 単なる境内守護の鎮守の位を超えた重要な神格として崇められています。
住吉大明神より授かりし出湯である湯本温泉では、「恩」と「礼」(恩湯・礼湯)
常に欠かさぬよう、心がけ
湯本にお越し下さる皆さまに「心のこもったおもてなし」をと、身を引き締める年頭の大事な行事です。
寒さのなか、興阿寺の鐘楼の音が響き渡ります。
大寧寺方丈の読経と大寧寺の分社である興阿寺住職の祈祷太鼓の祝詞読経は、心身に沁みるわたる美しい響きをもって神聖さを感じます。
湯本温泉の新年の祈願はもちろん、開運厄除・所願成就・諸魔退散・交通安全・身体健全等々祈願されるありがたいご祈祷です。
当組合理事長の新年のあいさつで締めくくられました。
温泉にお神酒を捧げます。画像右上に祀られているのが「住吉大明神」です。
こうして、新年の初参拝を終え、今年も湯本温泉の一年がはじまります。
どうぞ、本年も相変わらぬ、ご指導ご愛顧のほど、よろしくお願いいたします。
皆様にとって、今年もよりいっそう
福多く、善いお年でありますよう、心よりお祈り申し上げます。